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「輸送量減らせ」とプーチン首相 ウクライナ経由の欧州向けガス
このニュースのトピックス:ロシア・CIS
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアがウクライナに供給する天然ガスの輸送を停止した問題で、プーチン首相は5日、ウクライナ経由のパイプラインで欧州に供給しているガスの輸送量も減らすよう指示した。露国営企業ガスプロムのミレル社長との協議で明らかにした。ロシアからガスを購入している欧州各国では供給量の低下が確認されており、混乱が長引けば被害が深刻化する可能性が出てきた。
ミレル社長は首相との協議で、ウクライナはロシアが輸送したガスのうち約6500万立方メートルを抜き取ったとし、「この量に相当する分を減らして輸送してはどうか」と提案。首相は同意し、5日から実施するよう指示した。インタファクス通信によると、昨年のウクライナ経由の欧州向けガス輸送量は1日当たり約3・2億立方メートル。輸送量は約2割減る見通しだという。
一方、ウクライナの首都キエフの裁判所は5日、従来のパイプライン使用料ではロシアのガス輸送を認めないとする決定を出すなど、一歩も引かない姿勢を見せている。厳冬期を迎えて焦りを強める欧州が本格的な調停に乗り出すかが焦点になりつつある。
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