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「ガス戦争」長期戦も辞さず ロシアとウクライナ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ロシア・CIS
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアがウクライナに売却する天然ガスの価格交渉が1日で期限切れとなり、ロシアの政府系企業ガスプロムは同日、ウクライナへのガス供給を停止した。ウクライナは価格交渉継続の意思を示す半面、冬の国内需要分は備蓄しているとしてロシアに対抗、長期戦も辞さない構えだ。一方、ロシアのガスに依存する欧州では早期解決を求める声がさらに強まりそうだ。
ここ数年で定着した観がある「冬の天然ガス戦争」は、欧州のエネルギー動向をも左右しかねない。ガス需要の約3割をロシアに頼る欧州は、その8割をウクライナ経由のパイプラインで購入しているからだ。
2006年1月、ロシアがガス輸送を4日間停止したときにはフランス、イタリア、オーストリアなどで供給量が25〜30%も減った。ロシアは当時、「ウクライナがガスを抜き取った」と非難した。
今年は2日朝の時点で、国内消費量の4割以上をロシアに頼るドイツを含め、欧州の主要購入国への供給量に異変はないもようだ。ただ、ロイター通信によると、ロシアのガスなしでは欧州は数日しか持たないといわれ、ウクライナの政府高官は近く欧州連合(EU)当局と協議する。
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