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第一次大戦90周年 激戦地ベルダンで式典 サルコジ大統領「記憶の権利」強調
【パリ=山口昌子】第一次大戦(1914〜18年)の休戦協定が成立してから90周年の11日、フランスのサルコジ大統領はドイツ国境に近い激戦地ベルダンで記念式典を開催、英国のチャールズ皇太子やバローゾ欧州委員長らが出席した。第一次大戦で敵国だったドイツのメルケル首相は多忙のため欠席したが、欧州議会のペテリング議長(独出身)や独連邦参議院のミュラー議長が出席した。
式典に先立つ10日夜には、サルコジ大統領はカーラ夫人とともにチャールズ皇太子夫妻をエリゼ宮(仏大統領府)に迎えて夕食を取り、英仏の結束ぶりを強調した。
大統領は式典で、仏独など2つに分かれて戦った欧州が現在、「和解と基本的権利の尊重に基づく恒久的かつ根底的な連合を構築した」と指摘。現在の平和の礎となった大戦の犠牲者を決して忘れない「記録の権利」を強調した。
式典が行われたベルダンの納骨堂には、ベルダンの戦い(1916年2〜12月)で戦死した仏独の兵士約30万人のうち13万の遺骨が敵味方の区別なく納められている。
休戦記念日の式典は従来、パリ・シャンゼリゼ大通りの無名兵士の墓がある凱旋(がいせん)門の下で開催されてきたが、サルコジ大統領は昨年の大統領選の選挙戦でベルダンを訪問し、深い感銘を受けたことで同地での開催に踏み切ったとされる。
大統領は式典前にシャンゼリゼ大通りにある大戦の英雄、クレマンソーの銅像に花輪を添えた。
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