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【ウィークリーワールド】チャールズ英皇太子とカミラ夫人の日本訪問 (2/3ページ)
29日は夫妻で奈良県を訪れ、日本の文化や伝統工芸を視察した。東大寺(奈良市)では、カミラ夫人が出迎えた幼稚園児に「サンキュー」と笑顔で声をかけ、場を和ませていたという。「なら工芸館」(奈良市)では、赤膚(あかはだ)焼の素焼きに夫妻でサイン。一刀彫(奈良人形)の製作実演も鑑賞した。皇太子は前日の地球温暖化対策をめぐる講演で、日本の伝統を守る姿勢を、環境を守る行動になぞらえ、奈良訪問に期待していた。
大手家電メーカー、シャープの天理事業所も訪問。環境対策に関連して、皇太子は新たなエネルギー開発のひとつとして太陽電池パネルの開発、製造に関心を持ち、現場を視察したかったようだ。一方、カミラ夫人は大阪市中央区の府公館を訪れ、府内の子供たちに、「英語は話せますか」「国際交流の授業で一番楽しかったことは」と話しかけて交流した。
30日は夫妻別行動で、皇太子は長野で英国出身の作家、C・W・ニコル氏の財団が所有する「アファンの森」視察。英国で始まった保護運動、ナショナル・トラストに似て、財団で荒廃した里山を少しずつ買い取って森に再生させたもので、皇太子にもなじみ深い場所だったようだ。カミラ夫人は医療問題に関心を持ち。東京都内の聖路加国際病院を訪れて子供たちを見舞った。夫人は患者の精神的なケアを目的に飼育されている犬に興味を示し、入院中の子供には「時間がいっぱいあるから、ここの方が学校より勉強できるかも。学校に戻ったら、成績はトップよ」と励ましたという。
皇太子の来日は1990年の即位の礼以来、18年ぶりとなるが、その4年前の86年にダイアナ王妃を伴って日本を訪れ、京都などを訪問して熱狂的な歓迎を受けたことがある。ダイアナ人気で日本もわいていたときだけに、日本の報道陣からも異常なほどの注目を浴びた。当時と比べると、22年の歳月がたったとはいえ、今回はいたって地味な訪問となったようだ。




































