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アフリカ開発会合 ODA倍増の履行求める政治宣言採択

2008.9.23 18:41

 【ニューヨーク=長戸雅子】アフリカ開発について討議する国連ハイレベル会合が22日、国連本部で開かれ、2005年の主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で合意したアフリカ向け政府開発援助(ODA)倍増の履行などを求める政治宣言案を採択して閉幕した。

 宣言は「現状では10年までにアフリカ向け援助を倍増させるとの目標に到達しないのではないかと懸念している」とし、先進国などに対しODA額を15年までに国民総所得(GNI)比で0・7%まで引き上げることを求めた。

 日本から出席した森喜朗元首相は、5月に横浜で行われた「第4回アフリカ開発会議(TICAD4)」の成果と、7月の北海道洞爺湖サミットでこれを反映させた首脳文書が発出されたことを改めて報告。さらに、アフリカ支援では各国の支援表明が確実に実施されているかが焦点になっているため、誓約が実施されるよう検討・評価するメカニズムがTICAD4で創設されたことも紹介した。

 そのうえで、日本は貧困撲滅の数値目標を定めたミレニアム開発目標(MDG)達成のため、「水、衛生、教育、食料の各分野での支援の約束を着実に実行していく」と決意を示した。

 また、アフリカ諸国と援助国・国際機関といった開発パートナーの不断の対話が必要と訴えた。

 デスコト総会議長は閉幕の演説で宣言採択を歓迎、「緊急の行動が求められている」と支援策の履行を求めた。

 今年はMDGの折り返し点にあたり、今総会ではアフリカを中心にした途上国の開発が主要テーマのひとつ。会合には40カ国の首脳らを含む100カ国以上の代表団が出席した。

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