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【プラハの春40年】グルジア紛争と二重写し 漂う「制限主権論」の亡霊 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:脅迫・強要
冷戦期、チェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」がソ連の戦車に押しつぶされて、20日で40年を迎える。その継承国のロシアがグルジアに軍事侵攻し、現在のチェコの首都プラハでは、“あの日”と重ね合わせてみている。弾圧を後に正当化した「ブレジネフドクトリン」(制限主権論)という亡霊の復活とも受け取られており、チェコのみならず周辺の東欧・旧ソ連諸国をも震撼(しんかん)させている。(プラハ 黒沢潤)
「最近の若者たちは『20日』のことを、『ドイツの独裁者ヒトラーが自殺した日』などと言う」。チェコ通信の元記者(74)をそう嘆かせてきた状況が、グルジア侵攻で一変した。
プラハの名門カレル大学のヤン・ソコル教授(72)は「チェコでは、今回のグルジア侵攻を『プラハの春』の弾圧時と同様に考える人が多い。国民は、小国のグルジアに同情的で、ロシア政権には帝国主義的なにおいを感じている」と話す。
起訴休職外務事務官で作家の佐藤優氏の解説は、より具体的である。
「チェコスロバキアへの軍事侵攻に際し、ソ連は『社会主義共同体の利益に反する場合、個別国家の主権が制限されることがある』という『ブレジネフドクトリン』を唱えた。今回のロシア軍のグルジア侵攻にあたって、『ネオ・ブレジネフドクトリン』とでもいうべき制限主権論がロシアで頭をもたげている」
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