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露大統領が作戦停止命令 グルジアはCIS脱退

2008.8.12 23:19
このニュースのトピックスロシア・CIS

 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのメドベージェフ大統領は12日、グルジアとの南オセチア紛争について「所期の目的は達せられた」として、軍事作戦を停止するよう軍に命じた。ただ、双方はその後も攻撃が継続していると主張しているほか、停戦合意の内容をめぐっても曲折が予想され、軍事衝突が終結するかはなお不透明だ。

 グルジアのサーカシビリ大統領は同日、旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)を脱退することを表明し、グルジアのロシア離れは紛争を経ていっそう決定的となった。

 メドベージェフ氏は国防相と参謀総長との会談の中で、「(南オセチアの)ロシア平和維持部隊と市民の安全は回復された。侵略者は罰せられて損失を負い、その軍事力は解体された」と表明。この後、国際調停のために訪露した欧州連合(EU)議長国、フランスのサルコジ大統領に対し、グルジアが南オセチアから完全撤退し、武力不使用を文書で約束することなどが和平の条件だと述べた。

 南オセチア紛争は8日、グルジア軍がロシアの庇(ひ)護(ご)下にある独立派地域、南オセチア自治州の再統一を目的に進攻したことに始まった。ロシアはこの攻撃で2000人の市民が死亡したと主張し、「グルジアに停戦を強いるため」として報復を開始した。ロシアは南オセチアを制圧したほか、グルジア各地で激しい空爆を加えた。また、11日には独立派支配地域を越えてグルジア中部まで進軍し、首都攻防戦に発展する事態も懸念されていた。

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