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グルジア情勢国際的調停が本格化 仏外相が首都トビリシ入り

2008.8.11 10:01
このニュースのトピックス欧州
グルジアのサーカシビリ大統領(AP)グルジアのサーカシビリ大統領(AP)

 【モスクワ支局】ロシアが侵攻した旧ソ連の親欧米国グルジアの情勢をめぐり、欧州連合(EU)議長国フランスのクシュネル外相らが10日夜(日本時間11日未明)、グルジアの首都トビリシに到着、サーカシビリ大統領と会談した。インタファクス通信が伝えた。今後、国際的調停が本格化するとみられるが、戦闘は複数の地点で続いており、事態の打開につながるかは未知数だ。

 フィンランドのスタッブ外相とトビリシ入りしたクシュネル外相は、サーカシビリ大統領との会談後、「国際社会の支援により対立が克服されるよう願っている」と述べた。両者は11日中にモスクワに移動する見通し。また、フランスのサルコジ大統領も近く訪露し、ロシア側と問題解決に向けて協議する。

 グルジアは10日、戦闘の発火点となった南オセチア自治州から軍を撤退させたとして、停戦に向けた対話開始をロシア側に呼びかけた。しかし、ロシアはグルジア軍撤退の情報に懐疑的な姿勢を示すなど、停戦に向けての進展は当事者間ではみられない。

 グルジア内務省は10日、トビリシの国際空港をロシア軍機が空爆、滑走路のすぐ近くに爆弾が落ちたと発表した。また、ロシア軍が海上封鎖に乗り出したグルジア近海の黒海では同日、ロシア軍の艦船がグルジアの複数の船を攻撃し、ミサイル艇1隻を撃沈した。南オセチア自治州同様、グルジアからの分離独立を目指すアブハジア自治共和国のコドリ渓谷でも、衝突が続いているもようだ。

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赤ん坊を抱え、損壊した自宅の近くで泣くグルジア人女性=10日、グルジア中部ゴリ(ロイター)
グルジアのサーカシビリ大統領(AP)

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