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グルジア「即時停戦と対話の用意」
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【モスクワ支局】ロシアが侵攻した旧ソ連の親欧米国グルジアの情勢についてロシア軍参謀本部当局者は10日、戦闘の発火点となったグルジア・南オセチア自治州の州都ツヒンバリからグルジア軍が撤退を始めたと語った。インタファクス通信によると、グルジア政府はこれに続き、即時停戦と、それに向けた対話の用意があるとロシア側に伝えた。各地の戦闘で優位に立っているロシアの出方が注目される。
同通信によると、グルジア外務省は8月10日をもって南オセチア自治州での軍による戦闘行為を停止する意向をしたためた書簡をロシア側に渡した。これに対し、ロシア外務省当局者は「グルジア軍は戦闘をやめていない」と述べた。
これに先立ち、ロシア軍参謀本部当局者は同日、ツヒンバリからグルジア軍が撤退を開始し、ロシア軍が「街の大部分を支配下に置いた」と語っていた。
一方、ロシア軍はこの日も、グルジア近海に黒海艦隊のミサイル巡洋艦を派遣するなどして圧力をかけ続けた。ロシア軍関係者は、「海からの武器弾薬類の搬入阻止」を理由に海上封鎖に乗り出す方針をほのめかしていた。
また、インタファクス通信によると、グルジアからの分離独立を求めているもう一つの紛争地、アブハジア自治共和国のコドリ渓谷では、分離派勢力にロシア軍が合流してグルジア軍と交戦しているという。分離派政府のバガプシ大統領はグルジア政府との対話を拒否、ロシア軍と協力する姿勢を示しており、グルジアのサーカシビリ大統領は苦しい局面に立たされていた。
このほか、ロシア軍は10日未明、3日連続で空爆を実施、グルジアの首都トビリシ近郊の戦闘機製造工場を攻撃した。
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