[PR]
ニュース: 国際 RSS feed
グルジア危険な賭け 欧米支援当て込み「南オセチア再統一」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ロシア・CIS
【モスクワ=遠藤良介】ロシアの軍事介入を招いて戦闘が激化している南オセチア紛争は、国際社会の注目が集まる北京五輪開催に合わせて、グルジアのサーカシビリ政権が欧米諸国の支援を見越し、独立状態にある同自治州再統一の賭けに出たものとの見方が出ている。米政府は「暴力の即時停止」を呼びかけているが、親欧米であるグルジアを後押しする米国の姿勢はカフカス地方で米露間の覇権争いの色彩も帯びることになり、事態はさらに複雑化する恐れもある。
2004年に就任したサーカシビリ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟に加え、独立状態にある親露分離派地域であるアブハジア自治共和国と南オセチア自治州への支配回復を公約に掲げてきた。しかし、両地域は政権との交渉を拒絶し続け、対露関係の火種である両地域の存在はNATO入りの障害になるとみられていた。
ロシアは従来、両地域の大半の住民に自国の旅券(パスポート)を与えて「ロシア国民」と認定。南オセチア州政府予算の3分の2を資金援助するなど関係を深めていた。最近はさらに、2月のコソボ独立を「前例」として両地域の独立を支援する動きを強めており、サーカシビリ政権が焦りを募らせていたのは間違いない。
関連ニュース
関連トピックス
[PR]
[PR]