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反体制文化人の系譜終焉 ソルジェニーツィン氏死去で (1/2ページ)
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏は、「水爆の父」と呼ばれた物理学者、故アンドレイ・サハロフ氏(1921〜89)亡き後、旧ソ連における反体制文化人の系譜を受け継ぐ最後の大物だった。2人の生涯は、方向性は異なるものの、ソ連の政治情勢に翻弄(ほんろう)され続けた反体制派の姿を浮き彫りにしている。
スターリン時代の収容所の暮らしを描いたソルジェニーツィン氏の処女作「イワン・デニーソヴィチの一日」が発表されたのは62年。スターリン批判を進めていたフルシチョフの称賛を受けたほか、いわゆる「雪解け」の象徴として世界の注目を集めた。
しかし、ブレジネフ登場により「停滞の時代」が訪れ、自由や改革への機運は影を潜める。ソルジェニーツィン氏も反ソ的イデオロギー活動により69年に作家同盟を除名、74年に国外追放されるなど、国内評価は一変した。
世界的なチェロ奏者、故ムスチスラフ・ロストロポービッチ氏(1927〜2007)がソルジェニーツィン氏を擁護する発言をし当局と対立、海外移住やソビエト市民権剥奪(はくだつ)に遭ったのもこのころだ。
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