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詳しすぎる記事…マケドニアの猟奇殺人、犯人は新聞記者
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【ベルリン=黒沢潤】マケドニアからの報道によると、同国西部のキチェボでこのほど、2人の女性を殺したあと事件を詳報したベテランの新聞記者(56)が殺人容疑で逮捕された。
同市では3年前に64歳の女性、今年に入って65歳の女性が相次いで誘拐され、レイプされた後に首を絞められて殺された。後者の頭部には13カ所の深い傷が残り、肋骨(ろっこつ)も複数、折れていた。遺体はいずれも裸にされ、体中を電話線でグルグル巻きにされた後、ポリ袋に入れられ捨てられた。
マケドニア警察当局は、事件の詳細を公表していないにもかかわらず、全国紙のウトリンスキ・ベスニク紙が事件の詳細を報じたのを不審に思い、同記者を徹底調査。2人の犠牲者の体内に記者の体液が残っていたことが確認されたため20日、逮捕に踏み切った。
警察当局は昨年の別の女性(56)の殺人事件、5年前の女性(78)の行方不明事件についても、記者の犯行とみている。
警察当局によれば、殺害された計3人はいずれも、記者の2番目の母親との類似点が多い。いずれも地元出身で教育を十分に受けておらず、清掃婦として働いていたという。殺人の動機は不明。
殺された65歳の女性の息子は、「(記者は)わが家に取材に来て、話もした。誰がこんな結末を想像できただろうか」と衝撃を隠せない。同紙の編集局幹部は「とても静かな記者で、殺人を犯すような人物だとは信じがたい」とコメントしている。