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世界的デザイナー、イブ・サンローラン氏死去 71歳
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【パリ=山口昌子】パンタロン・スーツや女性用のタキシードなど、解放された女性モードの創設で、20世紀を代表したフランスのデザイナー、イブ・サンローランが1日深夜(日本時間2日早朝)、パリで死去した。ピエール・ベルジェ=イブ・サンローラン財団が同夜、発表した。死因などには触れていない。
サンローランは1936年、仏領アルジェリア・オランで生まれた。少年時代から服飾デザインに興味を持ち、17歳でパリの専門校に入る。デザインコンクールにカクテルドレスを出品、優勝したことで、パリのモード界に君臨していたクリスチャン・ディオールに才能を認められて同店に入った。
ディオールが57年に急死したため、21歳の若さで後継者に。58年1月の第1回ショーでは斬新なトラペーズ・ライン(穏やかな裾広がりの台形のライン)を発表し、それまでフレアスカートが主体だったモード界に新風を吹き込んだ。
61年には公私とものパートナーとなる実業家のベルジェ氏とともに自らのブランド「イブ・サンローラン」を発表。パンタロン・スーツや女性用タキシード、サファリ・ルックなど20世紀の活動的女性にマッチしたモードを次々に発表。自分の名前の頭文字「YSL」を組み合わせたロゴを不動のものにし、20世紀を代表するデザイナーの地位を確立した。
71年には男性用香水を発表、自らのヌード写真を広告に使用したり、女性用香水に「オピュウム(阿片)」と命名してスキャンダルにもなった。しかし、モード界への大資本の流入に伴い、99年にはプレタ・ポルテ(高級既製服)部門や香水部門を伊グッチ・グループに売却。2002年1月に引退を発表し、オートクチュール(高級仕立服)部門も閉鎖した。




