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【グローバルインタビュー】「嫌がらせは慣れっこ」 強権体制続くカザフスタン (1/3ページ)
石油や天然ガス、ウランの豊富な埋蔵量を背景に、中央アジアの「盟主」として注目を集めるカザフスタン。とはいえ、2000年以降に平均10%超もの経済成長が続く裏で、ナザルバエフ大統領の「終身大統領」化に道が開かれるなど、政権の強権支配が着々と進んでいる。激しい弾圧をかいくぐる同国の代表的な独立系新聞「レスプブリカ」のイリーナ・ペトルショワ編集長(ロンドン在住)に、この国の言論や政治をめぐる状況を聞いた。(モスクワ 遠藤良介、写真も)
−−レスプブリカ紙の変遷は
「2000年に創刊した後、廃刊と再創刊を幾度も繰り返した。01年には(ナザルバエフ大統領の娘婿である)ラハト・アリエフ氏から新聞社の経営権譲渡を要求され、拒否したところ、私は税務警察から起訴されて新聞は閉鎖された。私は(恩赦を経て)02年にロンドンへ出国し、時折、モスクワの編集部で仕事を指揮している。
4つの罪状で追われているため、カザフスタンに帰国することはできない。04年にはロシア自民党のジリノフスキー党首のインタビューを掲載したとして、やはり廃刊処分となった。放火されたり、犬の斬首死体を窓から吊されるなど、当局の嫌がらせは枚挙にいとまがないが、慣れっこだ。これまで色々な媒体を発行してしのいできたが、ここ2年間は『レスプブリカ』の題字で発行を続けられている」
−−言論状況が改善したのか
「私の問題があって(出国して)以降、エルトイスバエフ情報相のもとで全般的な状況は改善している。法制度は改悪されたものの、運用面が柔軟になってきている印象だ。それでも、弾圧は続いているし、カザフではニュースサイトが妨害されるので、電子メールによる配信サービスに力を入れている。私が最も懸念しているのは、法制の中にいつでもジャーナリスト弾圧に適用可能な『中傷禁止』条項といった『わな』が潜んでいることだ」
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