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リウマチ熱治療に情熱 キルギスから研修にきた女性医師 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ロシア・CIS
中央アジアのキルギスではソ連からの独立後、リウマチ熱の患者が約3倍に急増している。こうしたなか、リウマチ性疾患治療の国際的研究機関である聖マリアンナ医科大難病治療研究センター(川崎市宮前区)で、キルギス人女性医師、ナズグル・オムルザコワさん(35)が治療法や予防法を学んでいる。
小児性疾患の一種であるリウマチ熱の罹(り)患(かん)率は終戦直後、日本でも高かったが、治療法が確立され、現在、ほぼ根絶している。ところが、キルギスでは1991年の独立後、患者が急増し、2006年には人口10万人当たり643人と高い割合で罹患。一時的に完治しても、成人すれば今度は心疾患などで突然死する要因になるとされる。
キルギスでは、独立後の経済状態の悪化により医療施設の老朽化や医師の国外流出が進行。同センターの中島利博教授が現地で調査したところ、患者が満足に治療を受けられず、学校生活を通してのどの炎症を起こすなどしてリウマチ熱の原因となる悪性の菌に感染している実態が判明した。また、悪性の菌が変異して、治療法がないまま、猛威を奮っていることも確認された。

