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プーチン露大統領、与党党首に就任、一党支配が復活
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【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン大統領は15日、同国議会を支配する与党・統一ロシアの党首就任要請を受諾した。プーチン大統領は、来月7日のメドベージェフ新大統領就任に伴い退任し首相に就任する。しかし、プーチン氏を党首とした同党の決定がロシアの政策の中心になるのは確実な情勢だ。「プーチン王朝」は、旧ソ連的な一党支配体制の復活で、さらに力を強めそうだ。
統一ロシア党大会では15日、グリズロフ党首が「プーチン氏とメドベージェフ氏が入党してくれれば、党はさらに強力になる」と両氏の入党とプーチン氏の党首就任を要請した。
これに対し、プーチン大統領は「近代的な民主国家において与党党首が首相を兼ねることは重要だ」と述べ、党首への就任を受諾。メドベージェフ氏は同党の活動を称賛し、入党要請に謝意を示したものの、「大統領として入党することはできない」と述べ、入党を拒否した。グリズロフ氏は、事務的な党代表者を務めるという。
ソ連時代には、ソ連共産党書記長にすべての権力が集中していた。ロシアの有識者の間では、統一ロシアの党首となったプーチン氏の“書記長化”を指摘する声も出ている。
統一ロシアは、2001年、プーチン大統領の翼賛中道政党として誕生。日本の自由民主党を参考に地方組織などを創設し、昨年12月の下院選挙では、プーチン氏の全面的な支持を得て大勝し、同党単独で憲法改正や大統領の弾劾手続きの開始も可能な7割の議席を有する。上院でも、人事権などを有し、実質的に同国議会を支配している。

