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【グローバルインタビュー】「白い妖精」コマネチの父 亡命劇を語る (1/2ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
1976年のモントリオール五輪の女子体操競技で活躍し、「ルーマニアの白い妖精」とも呼ばれたナディア・コマネチさんの父親ゲオルゲさん(74)がルーマニア北東部オネスティで産経新聞との会見に応じ、チャウシェスク政権時代やコマネチさんの米国への亡命劇、北京五輪などについて語った。(オネスティ 黒沢潤)
−−コマネチさんはチャウシェスク元大統領が89年12月に処刑される数週間前、ハンガリー経由で米国に亡命した。今もルーマニアを訪れることはあるか
「もちろん。昨年も訪れた。(オネスティでゲオルゲさんが経営する)「コマネチ商店」にも足を運んでくれた。娘が来たとき、(コマネチさんを慕う)周囲の20人が続々と店に集まってきた」
−−コマネチさんの指導者がモントリオール五輪の後に米国に亡命したこともあって、コマネチさんは秘密警察から執拗に監視されたと聞いた。どのようないきさつでコマネチさんは亡命したのか
「娘は私たちに、亡命計画を一切話さずに突然、姿を消した。悲しいことだった」
−−ルーマニア人にとって、コマネチさんは今も「国民の宝」なのか
「多くの人がナディアを愛しているのは事実だ。しかし、(流血の「ルーマニア革命」を直前に控えた苦しい時期にコマネチさんが国を離れたこともあって)娘に厳しい視線を向ける人がいるのも事実だ」
−−チャウシェスク元大統領は、ぜいたくの限りを尽くした宮殿「国民の館」をブカレスト市内に建造した。政権はコマネチさんを経済的に優遇したのか。「コマネチ商店」の現在の質素なたたずまいを見ると、疑問も沸く
「(政権はコマネチ家に対して)金銭的な支援は渋った」

