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五輪聖火、厳戒のロンドンを通過 一部で妨害も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:欧州
【ロンドン=木村正人】チベット情勢の緊張が続く中、北京五輪の聖火が5日夜、2012年五輪開催地であるロンドンに到着した。6日朝に「サッカーの聖地」と呼ばれるウェンブリー・スタジアムを出発、ロンドン市内50キロのコースを約80人がリレーする。厳戒態勢が敷かれたコース沿道では人権団体など1000人以上が激しい抗議活動を展開しており、北京五輪を取り巻く状況の厳しさを浮き彫りにした。
ロンドン市内は6日早朝から季節外れの雪が降り、街はうっすらと雪化粧した。午前10時半にウェンブリー・スタジアムを出発した聖火は市民ランナーらによってロンドン市内を移動し、約7時間半かけて午後6時、最終地点のノース・グリニッジに到着する。
デモ隊が聖火を奪い取る恐れも指摘され、警官隊が聖火ランナーを厳重に取り囲む形で伴走。しかし沿道からは聖火を消すための薬剤が投げ込まれたり、興奮した人権活動家らが警官隊に取り押さえられるなど混乱が続き、非常事態が発生した場合には途中でコースが変更される可能性もある。
国際人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」(本部ロンドン)などは「チベットの人権状況は悪化している。国際オリンピック委員会(IOC)を含めた国際社会は行動を起こすべきだ」と呼びかけており、欧州各国のチベット人亡命者約1000人のほか、ミャンマー人亡命者やダルフール問題の活動家らも現地に結集した。










