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NATO首脳会議 クロアチアとアルバニアの加盟を正式承認 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:欧州
【ブカレスト=黒沢潤】ルーマニアの首都ブカレストで開催されている北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議は2日夜、クロアチアとアルバニアの加盟を正式に承認した。2004年に続く第3次東方拡大で、計28カ国体制となる。一方、ウクライナとグルジアを次期加盟の「候補国」とするかについては、ロシアと良好な関係を保持したいドイツとフランスの反対で見送られ、NATOの盟主である米国との不調和が浮き彫りとなった形だ。
クロアチアとアルバニアの加盟については、各国議会の批准を経て、来年のNATO結成60周年の首脳会議の際に正式に実現する見通し。両国とともに候補国だったマケドニアの加盟については、同国の国名変更を求めるギリシャが反対、見送られた。
ウクライナとグルジアの「候補国」見送りについては、首脳会議で取りまとめられる文書で表向き、「政治・軍事改革がなお必要」との穏やかな表現が使われる見通し。だが実情は、5月に政権移譲が行われるロシアへの挑発を避けたい独仏両国の事実上の拒絶だ。ウクライナとグルジアは、欧州向けのロシア産天然ガス・石油の主要通過地点。米国が東欧に建設を計画するミサイル防衛(MD)問題や、コソボの独立問題でロシアが猛反発する中、「ロシアとの摩擦拡大は欧州にとって得策ではない」(外交筋)との判断が働いた。