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英仏首脳、対中人権外交を強化

2008.3.28 08:48
このニュースのトピックス欧州

 【ロンドン=木村正人】ブラウン英首相とサルコジ仏大統領は27日、英首相官邸で会談し、チベット情勢などについて協議した。ブラウン首相は記者会見で「北京五輪開会式をボイコットする考えはない」と明言したのに対し、サルコジ大統領は「開会式に出席するかどうかを決定する権利を留保する」と述べ、ボイコットする可能性を再び示唆した。

 また、両首脳は「中国政府にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との対話を再開するよう強く求める」として、ミャンマー、ダルフール問題を含め中国に対する人権外交を強化する方針を示した。

 記者会見で、両首脳は五輪ボイコット問題に触れ、「チベットで起きていることに衝撃を受けている。今、求められているのは、和解に向けた中国政府とダライ・ラマの真の対話だ」と強調した。

 サルコジ大統領はまた、フランスが7月から欧州連合(EU)議長国を務めることから、「EU加盟国とボイコットすべきかどうかを話し合わなければならない」と述べた。フランスは今週末の非公式の外相会合で、調査団のチベットに派遣を提案する方針だ。

 同大統領は26日の英議会での演説でも「英仏両国は中国指導者に人権と文化の固有性を尊重するよう促す責任を共有している」と呼びかけた。

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