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北京五輪の聖火リレーで英国が厳戒態勢 チベット騒乱で

2008.3.22 09:20
このニュースのトピックスチベット

 【ロンドン=木村正人】2012年五輪開催国の英国が、来月上旬に同国に到着する北京五輪の聖火リレーを守るため厳戒態勢を整えている。欧州各国のチベット人亡命者や国際人権団体の活動家らがロンドンに集まり、中国チベット自治区での弾圧に対し大規模な抗議デモを計画しているためだ。

 前回04年の五輪開催地アテネから運ばれた聖火は3月31日に北京を出発し、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクなどを経てロンドンに到着。4月6日午前10時半から午後6時にかけ、聖火ランナーが交代でロンドン市内をバスや水上バスを使って移動し、一部の区間を走り抜ける予定だ。

 一方、聖火リレーに合わせて、ロンドン駐在の世界のメディアを通じてチベット人亡命者の声を伝えようと、国際人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」などが抗議活動を準備している。

 英紙タイムズによると、欧州各国のチベット人亡命者約1000人が結集するほか、ミャンマー人亡命者、ダルフール問題の活動家らも参加。これを受けロンドン警視庁は2000人態勢を組み、聖火リレーコースでの厳戒態勢を整えている。100万ポンド(約1億9700万円)の費用が臨時に必要という。

 ブラウン英首相は19日の下院答弁で、5月に訪英するチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談する意向を表明。首相官邸筋によると、英政府は北京五輪をボイコットする動きには強く反対する立場という。

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