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【グローバルインタビュー】シー・シェパードの襲撃問題、IWCの非難は全会一致 (1/2ページ)
国際捕鯨委員会(IWC)は3月上旬、ロンドンで開いた中間会合で、日本の調査捕鯨船を襲撃した米環境保護団体シー・シェパードを名指しして、「人命と財産に危険を及ぼす活動は受け入れられない」と非難、加盟各国に対処を求める声明を出した。捕鯨支持国と反捕鯨国の対立で行き詰まる商業捕鯨の再開問題をめぐって妥協案も提出されるなど、にわかに日本国内の注目を集めている一連の動きについて、IWCのニコラ・グランディ事務局長に電話で話を聞いた。(ロンドン 木村正人)
−−加盟国にシー・シェパードへの対処を求める声明を採択した
「IWCは2006、07年にも航海中の生命、財産を脅かす、いかなる行動も許されないという声明を出している。このときはシー・シェパードの名前を出していない。今回の声明は各国政府代表によって決められ、IWC事務局がかかわったわけではないので、私から採択の理由は説明できない。この声明を出すに当たって中間会合で議論はまったくなかった。中間会合の総意として採択された。全会一致だ」
−−中間会合の成果は
「捕鯨とクジラ保護は矛盾する命題ではない。対立状況を急に変えるのは難しいが、交渉の糸口を探るために開かれた中間会合は、かなり建設的だったと思う。私たちが中間会合で追求したのは、過程を改善し、将来、交渉を行える手法に焦点を当てることだった。非常に良いいくつかのアイデアが出てきたと思う」
−−そうしたアイデアは今後のIWC交渉に効果的だと考えるか
「そう望んでいる。実質的な問題に入った時、今回出たアイデアは議論を続ける上で良い土台になると考えている」
−−改善策として出たのはどのようなことか
「記者発表していることだが、意見の一致によって結論に達する努力を重ねることや、投票による採決を減らすことなどだ」

