世界遺産が危機を迎えるケースは、先進国も例外ではなくなっている。英国・ロンドンでは、テムズ川沿いにそびえる世界遺産(1988年登録)のロンドン塔もその一つ。川の増水によって敷地に水がしみ込み、建物の基礎部分にカビが生えるなどの影響がすでに出ている。増水の背景には、近年の地球温暖化が関係しているのは言うまでもない。