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【グローバルインタビュー】戦争はもうたくさんだ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
2月17日にセルビアからの独立を宣言したコソボのクチ副首相はこのほど、プリシュティナの政府庁舎で産経新聞との会見に応じ、国際社会からの国家としての承認の見通しや、独立に反発するコソボ内のセルビア系住民地区の情勢などについて語った。(プリシュティナ 黒沢潤)
−−独立を宣言した今の率直な感想は
「セルビアに抵抗し、戦争も行った。その後、交渉を経て国家を作っただけに、とてもうれしい」
−−国際社会からの国家としての承認の状況は
「(2月25日時点で)承認したのは24カ国で、議会で承認手続きをしているのが30カ国。1カ月以内に100カ国が承認するのではないか」
−−セルビアは強く反発している
「(セルビアの後ろ盾である)ロシアが遠からず承認してくれることを期待している。セルビア人の感情が高ぶるのは当然といえる。コソボへの(支配の)力を失ったからだ。彼らは今は理性的に振る舞えないかもしれないが、比較的、短期のうちに反発がおさまるのではないか」
−−コソボ内のセルビア系住民の抗議行動もやむ気配がない
「セルビア政府の衝撃の度合いを示すものだ。しかし、(少数派のセルビア系住民の権利を守りつつ)われわれの国境を守っていく姿勢に変わりはない」
−−セルビア民族とアルバニア民族が再び衝突する懸念も高まっている
「(戦争は)十分過ぎるほどした。争いは無益だ」
−−コソボ経済の疲弊は目を覆うばかりだが
「(雇用)機会を創出する。コソボには地下資源、人的資源が豊富にある。エネルギー分野と農業分野を活性化させたい。外国投資を促すためにも(法人)税を引き下げる」

