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露大統領選 全体主義的な国家資本主義建設へ邁進 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:北方領土問題
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアは3日、プーチン大統領の路線を継承するメドベージェフ氏を新大統領に選出し、首相に就任予定のプーチン氏とともに政権運営を行う極めて異例な「2頭体制」に踏み出した。だが、その実態はプーチン氏の院政であり、大統領選挙で現体制への信任を得たロシアは今後も、「強国の再興」を目指し、エネルギー資源を武器にした全体主義的な国家資本主義体制への道を邁進(まいしん)していくことになろう。
■プーチン主義
「プーチン、プーチン…」。ロシアの権力の中枢、クレムリンを望む赤の広場は3日未明、異様な熱気に包まれた。降りしきる小雪の中、ロックコンサートに集まった若者たちは、目の前に姿を見せたプーチン氏とメドベージェフ氏に、歓迎のシュプレヒコールを贈った。彼らにはメドベージェフ氏の勝利は、「プーチン主義」の勝利と同義だった。
プーチン氏が掲げるのは、ロシアを敵視する欧米諸国が恐れる「強いロシアの復活」であり、経済的に豊かなロシアだ。ロシアの最重要輸出品である石油の価格はこの10年間で10倍近くまで跳ね上がった。そのオイルマネーを武器に、変革を成し遂げようという壮大なる目標である。