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露大統領にメドベージェフ氏 異例の2頭体制スタート (1/2ページ)

2008.3.3 19:07
このニュースのトピックスロシア・CIS

 【モスクワ=遠藤良介】プーチン大統領(55)の任期満了に伴うロシア大統領選は3日、開票の結果、プーチン氏の後継指名を受けたメドベージェフ第1副首相(42)が70%を超える票を獲得、圧勝した。メドベージェフ氏は5月7日の就任式で第3代ロシア大統領に就く。プーチン氏は新政権で首相として「院政」を敷く考えで、ロシア史上、異例の「2頭体制」がスタートする。

 メドベージェフ氏は、当選が決まった2日深夜、プーチン氏とともに「赤の広場」近くのロック・コンサート会場に姿を現し、「プーチン大統領の路線を維持する」と勝利宣言した。プーチン氏は「この勝利は多くの義務を負わせるものだ。8年間の路線は継続される」と強調した。

 メドベージェフ氏は、その後の記者会見で「この8年間と同様に自主独立の外交政策を続ける。基本は、あらゆる手段を使ってロシアの国益を守ることだ」と言明。憲法の定める大統領と首相の権限分担は見直さないことを確認した。

 中央選管によると、投票率は70%。開票率99%超の時点で、得票率は共産党のジュガーノフ委員長(63)が18%、親政権極右のジリノフスキー自民党党首(61)が10%、無名のボグダノフ民主党党首(38)が1%だった。

 選挙監視団を派遣した欧州評議会の議員会議は3日、「候補者の登録に関する懸念は解消されず、報道のあり方も選挙の公正さに疑問を投げかけた。(昨年12月の)下院選挙と同様の問題点が指摘された」と今回の選挙プロセスを厳しく評価する声明を発表した。

       ◇

 ■ドミトリー・メドベージェフ 1965年9月14日、プーチン前大統領と同じレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。レニングラード大法学部を卒業後、母校で教べんをとる傍ら同市対外関係機関で働きプーチン氏と知り合った。2000年には同氏の大統領選挙対策責任者を務め、大統領府長官、第1副首相を歴任。天然ガス世界最大手の国営独占企業体ガスプロム会長も務めた。同じ中学校で知り合った妻のスベトラーナさんとの間に1男。

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