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「ウミガメを救うため、レジ袋をなくせ!?」
【ロンドン=木村正人】英国でレジ袋を追放する動きが目立っている。英スーパー大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)が5ペンス(約10円)のレジ袋有料化を発表。有力大衆紙がレジ袋廃止キャンペーンを始めると、ブラウン英首相も「レジ袋をなくすだけで環境改善につながる」と呼応した。
ブラウン首相によると、平均的な英国の家庭で1週間に10袋のレジ袋がスーパーなどで無料配布され、年間消費量は130億袋にのぼっている。M&Sでは有料化によりレジ袋の総消費量は7割以上減少すると見込んでいる。レジ袋の売り上げは緑化運動に取り組む慈善団体に寄付されるという。
英大衆紙デーリー・メールは2月27日から「なくせ!レジ袋」という大キャンペーンを開始。同日付1面で、両手にたくさんのレジ袋を抱える週末の家族連れと、海中を漂うレジ袋をすり抜けて泳ぐウミガメの写真を掲載し、「レジ袋が希少種のウミガメに飲み込まれ、死に至る原因になっている」と訴えた。
人口1600人の英南西部デボン州モドバリーでは、住民の女性カメラマンがこうしたレジ袋による被害を告発し、昨年5月、町全体でレジ袋全廃を決定。住民が各自バッグを持参した結果、半年間でレジ袋はなくなった。
英小売業者は今年年末までにレジ袋の環境被害を25%削減することで合意。この削減目標が達成されれば年間最大5万8500トンの二酸化炭素排出を減らせる。
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