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コソボフィル支える日本人音楽家 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:欧州
1990年代後半のコソボ紛争などを通じて、セルビアから抑圧されてきたコソボが17日に独立宣言してから1週間がたった。念願の独立を祝う同日夜の祝賀コンサートで、ベートーベンの「歓喜の歌」を熱演したコソボ・フィルハーモニーを陰で支えたのは、日本人の音楽家だった。(コソボ・プリシュティナ 黒沢潤、写真も)
この音楽家は、2007年秋から同フィルで指揮者を務める長野県出身の柳沢寿男さん(36)。05年からマケドニア国立歌劇場の指揮者を務めていたが、昨春のコソボ・フィルとの客演が縁で、同フィルの常任指揮者に抜擢(ばつてき)された。
「歓喜の歌」は、同フィル総監督のバキ・ヤシャリさん(48)が昨秋選曲し、柳沢さんが団員相手に熱心に指導を行ってきた。祝賀式典では、コソボ出身のヤシャリ総監督に指揮棒を譲り、客席で演奏を見守ったが、「(多くの血が流れた)不毛の地に、平和を象徴する音が流れて本当に感極まった」と振り返る。
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