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ロンドンでまた「不審死」 グルジアの反体制富豪 深まる謎
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【ロンドン=木村正人】グルジアのサーカシビリ大統領の政敵で、同国野党指導者の大物投資家バドリ・パタルカツィシビリ氏(52)が12日、滞在先のロンドン近郊で急死した。ロンドンでは2006年11月、ロシア情報機関元幹部のリトビネンコ氏が放射性物質で毒殺される事件が起きており、英警察当局は「不審死」として慎重に捜査を開始した。
英BBC放送などによると、パタルカツィシビリ氏は12日午後11時ごろ、ロンドン近郊のレザーヘッドにある自宅で死亡した。心臓発作とみられているが、不審点があるとして英警察当局は、検視の結果が出るまであらゆる可能性を視野に捜査を進めるという。
パタルカツィシビリ氏は、サーカシビリ大統領の対抗勢力を支援する人物で、グルジアの民間放送局の出資者。「サーカシビリのいないグルジアは恐怖のないグルジアだ」というスローガンを掲げて、今年1月のグルジア大統領選に立候補していた。首都トビリシで警官隊と反政権勢力が衝突するなどしたため、グルジア政府当局はクーデターを計画したとして、パタルカツィシビリ氏を指名手配している。
同氏は昨年12月、英紙ガーディアンのインタビューに「彼ら(サーカシビリ政権側)は私を殺したいと思っている。どこにいても安全だと思ったことはない」と話していた。同氏は英国に亡命中のロシア人政商ベレゾフスキー氏の友人で、12日にも会っていたという。