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【グローバルインタビュー】ロシアはぎりぎりまで攻めてくる ジェームズ・ニキシー英王立国際問題研究所部長 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
−−今後、ロシアはどう出てくるのだろうか
「背景に英露両国の敵対心があり、ロシアは挑発されたら、やり返す必要があると感じている。ロシアを追い込めば反撃を招いて、問題が経済関係に波及しかねない。両国とも、特に、英国はそれを望まない。しかし、その一方でロシアがぎりぎりまで攻撃をエスカレートさせる恐れがある、と私は懸念している」
◇
■ブリティッシュ・カウンシル問題 ベレゾフスキー氏やチェチェン穏健独立派ザカエフ氏の英国亡命が相次いだ後、2004年の春と夏に、ロシアの公安警察官が私服でブリティッシュ・カウンシルのモスクワ事務所や資料センター数カ所に踏み込んだ。リトビネンコ氏事件後の07年12月、ロシア外務省は、カウンシルに対し、「国際法、ロシア税法を守っていない」として、年内にサンクトペテルブルク、エカテリンブルク両支部を閉鎖するよう通告した。
これに対し、カウンシルや英外務省は「法律は順守しており、閉鎖する理由はない」と継続する方針を表明。2支部が08年1月14日から業務を始めたことに対し、FSBは15日夜、元英労働党党首キノック卿の長男でサンクトペテルブルク支部長のスティーブン・キノック氏を飲酒運転容疑で一時拘束。2支部のロシア人職員を一斉聴取、内務省職員が自宅訪問を行った。ロイター通信によると、FSBは「挑発ゲームでロシア人が英国に利用されるのを防ぐためだ」と説明したという。
FSBは、ロシア国内の防諜(ぼうちょう)機関でもあり、露側はカウンシルを防諜対象とみているようだ。ルゴボイ容疑者も、カウンシルを、「スパイの巣窟(そうくつ)」と非難している。
これで04年にはロシア国内にあった15支部はすべて閉鎖され、モスクワ事務所だけが残された。
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