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【グローバルインタビュー】ロシアはぎりぎりまで攻めてくる ジェームズ・ニキシー英王立国際問題研究所部長 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
英国の公的国際交流機関、ブリティッシュ・カウンシルのふたつの支部がこの1月16日以降、ロシア連邦保安局(FSB)の事情聴取などで閉鎖に追い込まれている。英露関係はなぜ、ここまでもつれてしまったのか−。英王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)のロシア・ユーラシア担当ジェームズ・ニィキシー部長に電話で聞いた。
(ロンドン 木村正人)
−−2006年11月の元FSB幹部リトビネンコ氏毒殺事件で英当局に特定された元ソ連国家保安委員会(KGB)職員ルゴボイ容疑者(先の露下院選で当選)の身柄の引き渡しをめぐり、英露両国は2007年7月、相互に外交官4人を追放する事態になった。ブリティッシュ・カウンシルの問題とリトビネンコ氏事件は関連しているのか
「リトビネンコ氏事件が特別に今回の一件に影響を及ぼしているとは考えていない。英企業に対する契約見直し、カウンシル職員への嫌がらせ、英王立芸術院の仏露巨匠展の中止がロシア側のキャンセルで一時、懸念された騒動など、この1年半の間、両国間でぎくしゃくしてきた幅広い問題のひとつに過ぎない」
−−ブリティッシュ・カウンシルの強制閉鎖は冷戦期にも前例のない暴挙。ロシア側の真意は?
「英国との間で起きた問題をロシア全般の問題としてとらえ直してみると、中東や欧州連合(EU)の国々に対してもより攻撃的になっているように、ロシアは国際社会での存在感を増強しようと好戦的になっていることが分かる。中でもリトビネンコ氏事件、プーチン政権を激しく批判するロシアの政商ベレゾフスキー氏(英国に亡命中)らの問題を抱える英国は最前線に置かれている」
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