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着陸3キロ手前でエンジン不調に 英BA機事故
このニュースのトピックス:欧州
ロンドンのヒースロー空港で17日起きたブリティッシュ・エアウェイズ(BA)機の着陸失敗事故で、英運輸省の航空事故調査当局は18日、同機が着陸の約3・2キロ手前で高度約180メートルまで降下した際、エンジン2基の推力が低下したとの初期調査報告書を公表した。推力低下の原因は特定できておらず、調査を続ける。
同機は北京発ロンドン行きのボーイング777。報告書によると、自動操縦装置、自動推力調整装置を作動させて順調に航行していたが、着陸直前にエンジン不調が発生した。
自動推力調整装置の出した指令にエンジンが反応せず、操縦士が手動で操作しても推力は回復しなかった。このため同機は正規の着陸地点から約300メートル手前、滑走路外の芝生に着地。衝撃で右主脚が外れ、左主脚は主翼にめり込んで破損した。報告書によると、1人が重傷、12人が軽傷を負った。
BAによると、同機は当時、副操縦士が操縦を担当していた。
英当局は今後の調査にあたり、米運輸安全委員会(NTSB)と協力。米ボーイングやエンジン製造元の英ロールスロイスの協力を受けながら原因究明を進める。(共同)