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ナポリを見ても死ねない!? 集積場不足でごみ問題深刻化
このニュースのトピックス:欧州
風光明美なことから「ナポリを見てから死ね」といわれ、その歴史地区が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されているイタリア南部ナポリとその周辺自治体が、新年を前に深刻なごみ処理問題に直面している。
家庭ごみなどの処分・集積場の不足などが原因。路上には計数千トンとされるごみが小山のように積み上げられ、住民の一部がごみを燃やすため、煙やダイオキシンによる健康被害も懸念されている。
これまでも処分場不足に悩んできたナポリなどでは今夏、問題が深刻化。健康被害への懸念から欧州連合(EU)欧州委員会がイタリア政府に早急な対処を求めた。暫定的な集積場の手当てが付いたことから一時、問題は沈静化したが、集積場の処理能力が限界に近づき、再度、ごみ回収が滞るようになった。
問題の背景にあるのが新たな処理施設や集積場建設への住民の反対。28日も新たな集積場建設に反対する住民約2000人が集積場予定地につながる道路を封鎖した。
また、これまで当局側にわいろを払うなどしてごみ回収を非合法に請け負ってきたマフィアグループと、綱紀粛正に乗り出した地元当局との関係が悪化し、同グループが回収をやめたことが問題を悪化させたとの指摘もある。(共同)
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