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【グローバルインタビュー】元KGB二重スパイが語る(上) 毒殺事件「大統領は知っていた」 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
英捜査当局は、ポロニウム210を使った犯行の予行演習が昨年10月16日に行われていたことまで突き止めた。その予行演習は本番さながらに行われており、英捜査当局は、ホテルのどの部屋の、床のどの場所に、ポロニウム210を落としたのかまで特定した。英捜査当局は見事に全容をつかんだのだ。SVRの完全な計算違いだった」
−−あなたは、リトビネンコ氏が息を引き取る前に彼と何か話したのか
「警察はリトビネンコ氏から情報を得ようと、昼夜を問わず病院にはりついた。私がリトビネンコ氏と電話で話したとき、リトビネンコ氏はばかげたことを言っていた。彼はイタリア人教授スカラメッラ氏の振るまいが非常に怪しいと言っていた。スカラメッラ氏にレストランという公の場であんな芸当ができようか。スカラメッラ氏はKGBのスパイのようには振る舞えない。だが、リトビネンコ氏は命が尽きていく中でKGBの将校のように考え、ルゴボイ容疑者を英国におびき寄せ、英捜査当局に逮捕させようとしていた」
−−スカラメッラ氏という人物の役回りは?
「スカラメッラ氏はロシア情報機関の工作員から、ある文書を受け取った。そこには、(反プーチン政権の政商で英国に事実上亡命中の)ベレゾフスキー氏やリトビネンコ氏、チェチェン穏健独立派幹部ザカエフ氏への脅迫が書き連ねられていた。真に受けたスカラメッラ氏は国際会議でロンドンにやってきた際に、急いでリトビネンコ氏に会って警告を発した。
リトビネンコ氏は脅迫は何度も受けていたので、まともに取り合わなかった。スカラメッラ氏はロンドンでリトビネンコ氏に会うと知っていたロシアの工作員を信じて行動するという間違いを犯してしまった。ポロニウム210が盛られた日、スカラメッラ氏はリトビネンコ氏に会った」
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