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007も困惑? 英スパイ元締め住所公開で大騒動
このニュースのトピックス:欧州
【ロンドン=木村正人】ジェームズ・ボンドの母国の英国で、情報局保安部(MI5)、同局秘密情報部(旧称MI6)、政府通信本部(GCHQ)の機密情報を束ねる合同情報委員会(JIC)の議長として承認を受けたアレックス・アラン氏(56)が、自分のホームページで自宅住所や携帯電話の番号まで公開していたことが分かり、関係者をあわてさせている。
アラン氏は財務省に勤務し、メージャー元英首相の第1私設秘書も務めた。ホームページによると、同氏は、米ロックバンド「グレイトフル・デッド」の熱烈なファンで、1980年代の交通ストでは、ピンストライプのスーツに帽子姿でボードセーリングを操りテムズ川を横断し通勤したことなどが紹介されている。
自らの情報公開がここまでならまだよかったのだが、自宅住所や携帯電話の番号、家族のことを記した経歴書も掲載されていたため、「重大な違反」と大騒ぎになった。
今月5日、MI5のジョナサン・エバンズ長官が記者会見で、英国内でテロ活動を支援するイスラム過激派などは約4000人にのぼる恐れがあると指摘したばかり。JIC議長はテロリストの格好のターゲットだけに、治安当局はアラン氏の安全確保に当分、頭を痛めそうだ。
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