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独裁の過去、清算へ スペイン下院が法案可決
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スペインからの報道によると、同国下院は10月31日、1939−75年のフランコ総統による独裁体制を公式に非難し、公共の建造物から独裁時代の記念碑を取り除くことなどを盛り込んだ「歴史の記憶」法案を賛成多数で可決した。法案は上院に送られ、年内にも成立の見通し。
75年のフランコ総統の死後、30年以上を経て、独裁者との決別を宣言し、負の歴史を清算するのが目的。総統の死後、スペインは民主化へ向かったが、歴代政権は国民融和を重視し、これまでフランコ体制の総括には消極的だった。
サパテロ首相の主導による今回の法案について、最大野党の国民党は「古傷に触れる」と反対。激論の結果、最終的には国民党も法案の一部に賛成する譲歩を示した。
法案は独裁政権下で反政府勢力が裁かれた略式裁判を「非合法」と認定。30年代の内戦中の死者を葬った共同墓地からの遺骨収集やフランコ体制の犠牲者らへの補償拡大も盛り込んだ。
独裁時代には多数の反フランコ派が処刑、投獄された。サパテロ首相の祖父も処刑された。