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「宇宙でも断食したい」 露宇宙船搭乗のマレーシア人 (1/2ページ)
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【モスクワ=遠藤良介】敬虔(けいけん)なイスラム教徒のマレーシア人飛行士が乗ったロシアの宇宙船ソユーズが10日、旧ソ連カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。宇宙ではイスラム教の求める礼拝や断食が難しいため、マレーシアのイスラム法学者らは、宇宙での礼拝方法を定めた“ガイドライン”を作成、当の飛行士は「宇宙でも断食したい」と意気込んでいる。
この飛行士はマレーシア人の整形外科医、シーク・ムスザファル・シュコールさん(35)。ロシア人と米国人の飛行士とともに国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、約12日間の宇宙滞在中にがん細胞などに関する実験を行う。シュコールさんは出発前の記者会見で「宇宙でもすべてのイスラム教の伝統を順守したい」とも述べた。
とはいえ、地球のまわりを1日16回転するISSでは全く勝手が異なる。イスラムの教えでは1日5回、聖地メッカの方角を向き、ひざまずいて礼拝することになっているが、どの時刻で行い、無重力状態でどうひざまずくのか。さらに今回は、飛行期間の一部が日没前の食事が許されないラマダン(断食月)に重なるが、何をもって日没とするのか。