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急ピッチで進む中国の高速鉄道網整備 迅速な軍部隊展開も可能に (1/2ページ)

2009.11.2 20:35
このニュースのトピックス中国

 【北京=野口東秀】日本の新幹線に相当する高速鉄道の整備を全土で進めている中国が、日本など外国の技術に改良を加えたものを国産技術だとアピールし、「自主開発車両」の海外への輸出をもくろんでいる。南米やロシアがターゲットとみられるが、中国の動きに対し、日本やフランスなど技術供与国が反発している。

 中国共産党機関紙、人民日報(海外版)は先月、1面トップで、中国国産の高速鉄道が時速394キロの記録を出したことや、日本の視察団が「中国の技術はすでに日本を超えた」と感嘆したことを伝え、「世界トップレベルに入った」「先進国が半世紀かかったことを5年で成し遂げた」と強調した。

 鉄道網を「内需拡大、雇用確保など国内経済牽引(けんいん)の重要な柱」(鉄道省幹部)と位置付ける中国は、その整備に毎年6000億元から7500億元を投じる計画だ。20年までの整備計画における想定投資額は少なくとも5兆元に上る。

 9月、中国鉄道科学研究院の専門家は、来年末には時速500キロの“弾丸車両”が完成し、11年には北京〜上海を約5時間で、12年には北京〜成都を約7時間で結ぶと述べた。「中国の技術は世界最先端だ。数年後、高速鉄道網は基本完成し、数年後には年間輸送量は70億人を超える」と見積もった。

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