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【ウイグル暴動】漢族がウイグル族の商店を襲撃 混乱が拡大

2009.7.7 21:08

 【ウルムチ=野口東秀】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区で発生した暴動を受け、区都ウルムチでは7日、ウイグル族住民の襲撃に怒った漢族住民数千人が街頭でデモ行進し、暴徒化した約200人がウイグル族の商店を襲撃した。両民族が街頭で投石し合い、警官隊が催涙ガスで暴動を鎮圧しようとしているが、双方の対立は収まらず混乱は拡大。自治区当局は同日、夜間の車での外出を禁止した。

 漢族のデモ隊は鉄パイプや角材で武装し、「ウイグル族を倒せ」「数はわれわれの方が多い」などと叫んでいる。ウイグル族住民約200人も、家族が当局に拘束されたことに反発して抗議デモを行い、警官隊と小競り合いになった。

 暴動の死者は7日朝までに16人増え156人となり、負傷者は1080人に上った。

 一方、中国国営新華社通信によると、新疆ウイグル自治区カシュガルで6日夜、200人以上の住民が中国最大のモスク(イスラム礼拝所)「エイティガール寺院」に集まろうとしたところを警察が排除した。

 当局は、同自治区のカシュガル、イリ・カザフ自治州、アクスでも暴動を扇動し、組織しようとする動きがあるとしており、インターネットを遮断し、国際電話をかけられないようにするなど統制を強化。拘束されたウイグル族らは1434人に上っている。

 外務省の秦剛報道官は7日、北京で記者会見し、「(拘束は)法にのっとった正当な行為だ」と強調した。

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