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中国首相、フランス素通り ダライ・ラマ会談以来ぎくしゃく
このニュースのトピックス:チベット
【パリ=山口昌子】中国の温家宝首相は欧州諸国を歴訪中だが、昨年末、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談したサルコジ大統領のフランスは素通りする。中仏関係がまだ修復の時期に来ていないことを示した格好だ。
温首相は28日、スイス・ダボスの「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で演説した。29日にはドイツでメルケル首相と会談。その後、ブリュッセルを訪問し、欧州連合(EU)の議長国、チェコのトポラーネク首相やソラナ共通外交・安全保障上級代表と会談する。次いでスペインと英国を訪れてそれぞれ首脳会談を行うが、フランスは訪問しない。
中国・EU首脳会議は昨年12月、仏リヨンで開催予定だったが、中国の意向で中止された。サルコジ大統領がポーランドで、ダライ・ラマと会談することが判明したからだ。その後、中仏両国はぎくしゃくした関係が続いている。
27日は、1964年に当時のドゴール仏大統領が西側主要国として初めて、共産党が統治する中国を承認し国交を樹立してから45周年に当たり、仏側は、これを機に“手打ち”を行うことを期待していた。
しかし、パリの中国大使館に関係者が集まって祝っただけで派手な式典はなし。仏紙パリジャン(電子版)によると、エリゼ宮(仏大統領府)は当初、祝賀会の開催を予定していたが、中国側が招待を黙殺したため、取りやめることになったという。
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