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潔白主張、認められず 陳前総統 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:台湾
【台北=長谷川周人】台湾の台北地方法院(地裁)は30日未明、横領の罪などで起訴された陳水扁前総統に対する保釈決定を取り消し、一転して台北郊外の拘置所に再拘禁する決定を下した。陳氏は法廷で約50分にわたり身の潔白を主張したが、認められず、再拘置された。
横領、収賄、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴された陳前総統は、今月13日に保釈が認められ、帰宅した。だが、最高検察署(最高検)は決定を不服とし、再拘置を求めて今月16日に続き、25日に再抗告の申し立てを高等法院(高裁)に行った。
一方で地裁は、罪状が重なる陳前総統の呉淑珍夫人の裁判との一貫性を保つとして、陳前総統の裁判官を夫人の担当裁判官に交代させた。その上で高裁が28日、「罪状は重大で、逃亡や証拠隠滅の恐れもある」などとする最高検の主張を認め、裁定の取り消しを受けた差し戻し審では、過去2回の保釈決定を覆した。
総統経験者が逮捕されるという前代未聞の事態となり、陳前総統の扱いも迷走気味だが、最高検は陳前総統から26日、李登輝元総統が16億元(約44億円)のマネーロンダリングにかかわったとの告発を受けたと発表した。
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