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中国官僚、公費で「観光」「カジノ」「高級土産」

2008.12.27 19:16

 【北京=野口東秀】中国の公務員が公費で行う海外視察は、観光にカジノ巡り−。「管理訓練」「企業誘致」「学会」などの名目で行われる公務員の海外視察の実態は、大部分が名目とは異なると、中国紙「先駆導報」などが批判した。中国経済の鈍化傾向は鮮明であるにもかかわらず、中国の公務員らによる“公費天国”ぶりは相変わらずのようだ。

 江西省新余市の役人11人による「人的資源考察団」は今年4月、米国を視察した。しかし、人材育成関連の活動は一切なく、自由の女神やホワイトハウスなどの観光に終始した。南アフリカを視察したある地方政府の視察団は、8日間の日程で半日だけ座談会が組まれただけで、残りはすべて観光だった。

 また、浙江省温州市の米国視察団は、名目上は「行政・公共管理」を視察するはずで、観光は予定されていなかった。しかし、2月に実施された「21日間の視察」は、ハワイにラスベガス、サンフランシスコへの旅行となっていた。その費用も23人で総額65万元(1元約13円、約850万円)と巨額だった。

 南アフリカは、人気の高い視察先となっている。平均で年間200余もの視察団が訪れる。総計で年間5000万元(約6億5000万円)の公費が費やされたという。お土産も、78万元(約1000万円)のダイヤモンドや、ローレックスといった高級腕時計、バッグなど「湯水のごとし」(中国紙)のようだ。

 さらに、相手国の受け入れ当局に「招聘(しようへい)」するよう要求したり、架空の学術団体を作り出したりする役人もいるという。

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