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【ちゃいな.COM】中国総局長・伊藤正 米国のソフトパワー警戒 (1/3ページ)
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「オバマ氏は一生、米大統領のイスにつくことはないと年初に予言した。若者は多くの虚偽を信じ、老人は多くの真実を疑るというが、私はまさに老いた…」
中国の著名な改革派論客の呉稼祥氏は、バラク・オバマ氏の勝利を予測できなかった不明を、ブログでわびた。呉氏は趙紫陽元総書記のブレーン。天安門事件(1989年)後渡米したが、数年前、北京に戻り政府系機関に復職、評論活動を再開している。
呉氏が間違えたのは、黒人、移民二代目、非プロテスタント、テロ組織との関係のうわさ、行政管理経験の欠如など、オバマ氏は米国の価値観では受容されない「黒五類」(地主などかつて中国で階級の敵とされた五種類の人)に等しいとみていたからだった。
「私は米国の歴史慣性や現実の政治力を重視し、米国の革新能力や夢想力をみくびっていた。さらに米国のエリート層の知謀を高く評価し、平民の政治への参加と熱情を過小評価していた」
そのうえで呉氏は、大統領選を「平民が貴族に、夢想が現実に、寛容が偏見に、青春が老年に、変革が常套(じようとう)にそれぞれ勝利した」とし、「人類の歴史でこれほどぬくもりと想像力を人びとに与えたことはない」と絶賛、自らの米国に対する信念の不足を恥じる。
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