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中国の高校長「勇気ある行動」 修学旅行で訪日 ブログで日本称賛

2008.11.15 17:09
このニュースのトピックス食の安全

 今年5月、修学旅行で日本を訪問した北京市第四中学(高校)の劉長銘校長が細かい気配りをする日本人の国民性を称賛、「中国は日本から学ぶべきだ」とする評論を11日、ブログに発表、共感が広がっている。

 同校は初めて修学旅行先に日本を選び、高2の約400人が東京や長崎などを見学。日本から中国への修学旅行は多いが、中国からは極めて珍しい。

 校長は日本人と接触し「中国人にはない、細部に見られる特質」を感じたとした上で「自律的で社会に迷惑をかけない」ことを原則とする気配りの国民性に「敬服せざるを得ない」と称賛。女性トイレに消音と節水のために設置されている排水擬音装置も「細やかさ」の一例に挙げた。

 「日本人が中国人より頭が良いとは思わない」とした上で、物質的に豊かになった中国では、有害物質メラミンを意図的に混入させた汚染粉ミルク事件が起きるなど依然モラルが低いと憂慮。

 両国間には日中戦争などの歴史的経緯があり、訪日には対日理解を通じて「恨みを取り去る」目的があったが、国民性の落差を認めざるを得ず、逆に「どうしようもない」という「(自分に対する)新たな恨み心」すら生まれたと複雑な心境を吐露した。

 ブログには4日間で1700を超える反響が殺到。反発もあるが、「中国の教育に問題がある」など賛成派が多数。ブログに支持する声を寄せた語学学校の女性教師、方向紅さん(47)は「日本批判の文章は多いが、率直に評価する文章は珍しい。中国では(批判される)リスクもあり、校長の勇気ある行動に感激した」と話した。(共同)

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