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トウ小平氏の長男、表舞台から去る 障害者事業の功労者… (1/2ページ)
【北京=矢板明夫】1997年に死去した中国の最高実力者、トウ(=登におおざと)小平(しようへい)氏の長男で、中国の障害者事業などで大きな影響力を発揮し続けてきたトウ(=登におおざと)樸方(ぼくほう)氏(64)は13日、20年間務めた中国身体障害者連合会主席を退任。後任には胡(こ)錦濤(きんとう)国家主席に近いとされる女性社会活動家の張(ちよう)海迪(かいてき)氏(53)が選ばれた。時代の移り変わりを象徴するともいえるこの人事は、北京で開かれている同連合会の全国代表大会で可決された。
樸方氏は北京大学物理学部在学中の68年夏、文化大革命で失脚した父親に連座する形で監禁され、紅衛兵の激しい取り調べに抗議するため校舎の4階から飛び降りて自殺を図り、下半身不随となった。
その後、トウ小平氏が復活を遂げ、中国が改革開放時代に入ると、樸方氏は障害者の立場から中国の障害者問題に取り組むようになった。障害者向けの専門雑誌社社長などを経て、88年に半官半民の中国身体障害者連合会を立ち上げ、初代主席に就任した。障害者を組織し、政策を立案、サービスも提供するという3つの機能を備えた同連合会は、全国8000万人といわれる障害者を束ねて、トウ小平氏の影響力をバックに、「中国障害者保障法」を成立させるなど政府内で大きな発言力を持ち続けた。
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