総統府機密費の横領などの疑いで逮捕された台湾の陳水扁前総統は、台北郊外の拘置所に勾留(こうりゅう)された12日から、「死に絶えた司法を哀れみ、民主の後退を悼む」としてハンストに入った。
担当弁護士によると、陳前総統は12日に台北地方法院(地裁)で朝食を摂った後、司法と馬英九政権の「政治迫害」に抗議するとしてハンストを開始。「反共産主義、反権威主義、反独裁主義」など10項目を掲げ、水を除き一切の食事を断っているという。(台北 長谷川周人)