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四川大地震から半年 募る不安いまも1万人 省内最大の仮設住宅、 (1/3ページ)

2008.11.11 20:35
このニュースのトピックス四川大地震
倒壊した都江堰市内の工場従業員宿舎。柵に囲われ、花束が添えられている。隣接する工場とともに、市が保存を検討している倒壊した都江堰市内の工場従業員宿舎。柵に囲われ、花束が添えられている。隣接する工場とともに、市が保存を検討している

 中国四川大地震の震源地にほど近い都江堰市。住民を震撼(しんかん)させた激震から半年がたった今も、家を失った被災者たちは仮設住宅で身を寄せ合っている。仮住まいの暮らしにはいつ終止符が打たれるともしれず、被災者たちは不安を募らせていた。(都江堰=中国四川省 宮下日出男、写真も)

 市内の所々に、崩れ落ちたビルが無残な姿をさらし、周囲を柵で囲われ近づけない建物もある。地震の傷跡が色濃く残る風景の中で、人々が店先や路上で商いに精を出している姿が印象的だった。

 その街並みを抜け車で20分ほどの郊外にある省内最大の仮設住宅「勤倹人家」。門をくぐると、約26万平方メートルの広大な敷地に、青い屋根に白い壁のプレハブ住宅約600棟が目に入った。この土地は国有企業が提供したのだという。周辺の町で被災した3002世帯、1万1320人が入居している。

 李瑞文さん(73)の部屋を訪ねた。12畳ほど。床はコンクリート。ベッドが2つ、大型テレビとパソコンもある。幸い、李さんの家族は命拾いをしたが自宅は倒壊し、夫と長男の王松さん(35)らとここに移ってきた。李さん夫妻は年金暮らしで、王さんは震災の直前に失業した。その王さんも今は仮設住宅の近くでパートの仕事を見つけた。

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倒壊した都江堰市内の工場従業員宿舎。柵に囲われ、花束が添えられている。隣接する工場とともに、市が保存を検討している
都江堰市の仮設住宅「勤倹人家」。多くの住民は日中、仕事や学校に行っているため、高齢者の姿が多い。
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