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ASEM閉幕 金融市場の安定がアジアと欧州の経済成長のカギ
このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
【北京=矢板明夫】アジアと欧州の45の国と国際組織の首脳や代表が出席して北京で開催された第7回アジア欧州会議(ASEM)は25日、2日間の議論の成果をまとめた議長声明を採択し閉幕した。
各国間の政治対話の促進や、経済分野での協力推進などが明記された議長声明では、世界的な金融危機が国際金融システムに「深刻な影響をもたらしている」と指摘し、金融市場の安定がアジアと欧州の持続的な経済成長のカギとなるとした。北朝鮮問題に関しては「朝鮮半島の非核化を目標に、6カ国協議の前進のための措置の継続を関係当事者に要請する」としたうえで、拉致問題についても「人道上の懸念への対処が重要」と言及した。
中国の温家宝首相は首脳会議後に記者会見し、「金融危機が実体経済に影響を及ぼすのを食い止めなければならない。各国政府は勇気と責任を持って対応していきたい」と語り、来月15日に米国で開かれる金融首脳会合に中国が積極的に参加する意向を表明した。
閉幕に先立ち、25日に開かれた首脳会合では、気候変動や食糧安保、感染症対策などについても話し合われ、地球温暖化対策に取り組む「北京宣言」を発表した。麻生太郎首相は新型インフルエンザ発生に備え、日本がASEMの枠組みで50万人分のワクチン(約3000万米ドル相当)を供与する考えを示した。
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