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【メラミン混入】メラミン汚染拡大 周辺国で次々検出
【北京=矢板明夫】韓国、台湾、マカオなどで26日、中国から輸入したクリームなど牛乳を原材料とする食品から次々と有害物質メラミンが検出され、衛生当局や食品メーカーが回収作業を始めるなど、被害が拡大している。
台湾の食品メーカー「富利食品」は同日、中国から輸入した粉チーズにメラミンが検出されたと発表した。8月下旬に輸入したもので、2グラム入りの袋はすでに約7万袋が市場に流通。同社は購入者に対し、粉チーズを破棄するように呼びかけた。
また韓国食品医薬品安全庁も中国から輸入したコーヒー用クリームからメラミンを検出したと発表、マカオでは中国製の菓子「コアラのマーチ」(中国名・楽天小熊餅)からメラミンが検出され、商品の流通と販売をそれぞれ禁止した。
世界保健機関(WHO)のトレッドソン駐中国代表は26日、北京で記者会見を開き「速やかに情報を公開していれば、被害の規模はここまでに拡大しなかった」と中国当局と企業の対応を批判したうえで、「(問題に対する)反応の鈍さと、故意の隠蔽(いんぺい)により事態の悪化を招いた」と語り、情報の透明性を高めるよう中国政府に要請した。
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