MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

【伊藤正の北京奥運考】「期間限定」の文明大国 (1/3ページ)

2008.8.21 19:35
兵士に囲まれ、人形劇が披露される開会式(撮影・浜坂達朗)兵士に囲まれ、人形劇が披露される開会式(撮影・浜坂達朗)

 スピーチを終えた中国人は真っ先に自ら拍手する。カラオケを歌っても同じ。そこですかさず拍手を送らないと、不機嫌な顔をされること必定だ。本人の自画自賛に付き合うのが中国の礼儀であり、まして国家が成功を期し総力を注いだ北京五輪となれば、なおさらだ。

 五輪開幕の数週間前、さる筋から成功へのアドバイスを求められ、お祭りにふさわしい雰囲気をつくるために、過剰な警備にならないことが大事と話した。それに対し相手は言った。

 「厳重な警備態勢をとっても大会中に、妨害行為が起こるのは避けられない。大会運営に支障のない不祥事にとどまれば、大会は成功といえると思う」

 8日の開会式の前と後に新疆ウイグル自治区で、テロ事件が発生したが、これまで北京では、米国人観光客が失業者に襲撃され死傷する事件があったほかは、大きなトラブルはなかった。「平安五輪」という成功の第一条件はクリアしつつある。

 国際オリンピック委員会(IOC)のサマランチ前会長は、中国国営テレビのインタビューに「五輪史上最も成功した大会」と褒めちぎった。ロゲ現会長も同様だ。1984年のロサンゼルス大会以来、商業化し規模拡大を続けてきたIOC路線の頂点が北京五輪だった。

このニュースの写真

兵士に囲まれ、人形劇が披露される開会式(撮影・浜坂達朗)
五星紅旗(中国国旗)の掲揚を見守る様々な民族衣装を身に着けた子供達=国家体育場(浜坂達朗撮影)
宮廷風の衣装で並んだ出演者(共同)
北京五輪開会式当日、天安門広場で警備に当たる武装警察官=8日午前(共同)
五輪開会式当日、大勢の保安要員が警備する中を歩く市民=8日午前、北京市内(共同)
北京五輪開会式当日を迎え、天安門広場で警備に当たる武装警察官=8日午前(共同)
北京五輪開会式に出席後、「13億人のすごさを感じた」と語る石原知事
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。